ドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん〜』の上映会を昨日、春日市社会福祉センターで開催しました。
午前と午後の2回上映し、ありがたいことに合わせて111名もの方に来ていただきました。
午後の部には市長、副市長も駆けつけてくださり、最後まで映画を見て帰られました。
「自分の事に置き換えて考えるいいきっかけにしてください」とお言葉をいただきました。
池田脳神経外科の池田先生が午前・午後とも参加してくださり、医師の視点で掘り下げたお話と、会場から出た質問への回答をしていただきました。
胃ろうの決断を迫られた時、どうすればいいか。
自分の時は?家族の場合は?
正解はありません。だから日頃から考え、決めておく必要があります。さらにそれを書き記しておけば、周りが困らずに済む——とても参考になりました。
認知症の妻の面倒を見る100歳のユーモアあふれるおじいちゃんの奮闘記。
おばあちゃんが亡くなるまで、そしてその後……涙なしでは見られない感動の記録です。
死の瞬間まで、物は言えなくてもちゃんと聞こえているんだから、と感謝の言葉をかけ続ける。
夫婦、親子——監督・撮影・語りは一人娘の信友直子さん——の絆に胸が熱くなりました。
おじいちゃんのその後も見てみたいですね。