なにか夏らしいものを「作品」として作りたい……
ということで、利用者さんに‘千切り絵’と‘折り染め団扇’の制作に挑戦してもらいました。
どちらもオリジナルのアート作品ですから、手先を使うだけでなく、色彩や形を自分なりに考えなければなりません。指先と脳をフル回転させて、思い思いの作品を仕上げていきました。
千切り絵は
まず台紙の色を選び、次にあじさいの花の色を選んで、ちぎって貼っていきます。
緻密な作業だし、色選びにはバランスも考えなければならないから、センスも問われます。
みなさん、真剣に、でも楽しそうに取り組んでおられました。
出来上がった作品は、ラミネート加工して家に持ち帰ってもらいました。
ちゃんと貼ってくれたかな。
折り染め団扇は
(ちょっと言葉で説明するのは難しいですが)団扇の形に切った半紙を四角か三角に折り畳んでいき、小さく畳めたら、それぞれの角を好きな色の色水に浸して着色します。そして広げると不思議な模様ができているんです。同じ物は一つとしてありません。それをあらかじめ用意しておいた団扇の骨に貼れば、オリジナル団扇の出来上がり。
今日は特に暑かったので、すぐにみなさんパタパタとあおぎ始めました。涼しい!
実践的アート作品となりました。