「障がい」と一口に言っても、身体障がい、知的障がい、精神障がいがあり、症状はそれぞれまったく異なるため、接する時に心がけることもぜんぜん違ってきますよね。
主に高齢者のお相手をしている私たちは、車椅子が必要な方のサポートには比較的慣れています。でも、たとえば精神障がいを持つ方からサポートのご依頼があったとき、どんな注意が必要なのか、あまり考えてきませんでした。
そこで、一度専門家にきちんと教えてもらおうという事になり、サポーターを対象に学習会を開きました。
講師は、筑紫地区地域活動支援センター「つくしぴあ」の施設長・岩田吉史さん。
障がいについて、まず知っておくべき事は何か、お話しいただきました。
精神障がいには、自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障がい、学習障害がいなどが、それぞれいり混じったケースもあり、お医者さんでも診断が難しいそうです。
それぞれの障がいの特性を踏まえるのはもちろんのこと、お一人お一人の過去歴や性格などを知り、周囲とも連携を図りながら、配慮の仕方を考えなければならない……
自閉症だからこう、アスペルガーだからこうと簡単に決めつけてもいけないんですね。
勉強になりました。
そして、知らないことがたくさんあるんだということを再確認しました。
このテーマについては、今後も知識を深めていきたいと思います。