第1回「ちょこっとお話会」を、10月5日(土)昇町公民館にて開催しました。
これまでは、主に小さな家処々を会場にさまざまな学習会を開催してきましたが、この「ちょこっとお話会」は、近隣の公民館に出向いて、地域の少人数の方々とじっくり対話しながら進める学習会です。
テーマは認知症と介護保険。
この日は8人の方々が昇町公民館に足を運んでくださいました。処々からは4人のスタッフが参加。本当にこぢんまりとしたアットホームな雰囲気の学習会です。
お昼はお弁当をつつきながら、ゆっくりとお話しすることができました。
「地域にこんな方がいらっしゃるけど、どうしたらいいか分からない」といった声に対し、一緒に考え、改善策を探るなど、考え方を共有できる充実した時間となりました。
可能なかぎり住み慣れた家に住み、気心の知れた人たちに囲まれて暮らし続けたい…
高齢者のこの願いに少しでもお役に立ちたいと考えて、小さな家処々は活動しています。
そのためには、当事者やその家族だけでなく、地域全体での理解の底上げが必要です。
今後も地域の方々と触れ合いながら、認知症や介護保険の現実についてお伝えし、同時に地域の方々の生の声をお聞きしていきたいと思います。